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TX4の独り言

TX4の独り言
第81話~

第81話 多摩川土手散歩

2024/01/19 累積走行 84,203km

 あまりにも良いお天気が続くので、ちょっと気分が上がっています。
 お散歩を日課に取り入れて以来、近所の大師公園というお誂え向けの散歩コースを 辿っていました。 もう、そろそろ三ヶ月ともなりますと、気分転換がしてみたい。 違うコースを歩きましょうか、と浮気の虫が頭をもたげて参ります。

 大師線の線路沿いに歩いたり、東に向けて真っ直ぐ歩いて行けるところまで行ってみるとか。 だんだん歩く距離も嵩んできまして、一時間程度で収まらなくなってきてます。 家に帰れば、日報集計業務や、教科書の執筆も待っていますから、これでは一寸具合が悪い。  そこそこの距離で、気分爽快になるコース。 あるじゃないですか、

多摩川土手

 川崎の住民になってから、もう15年以上経過しますが、 たった一度も多摩川の土手を歩いた事がありませんでした。 これは行かない手は無い。  土手はサイクリングコースにもなっていて、多くの人達が散歩やジョギングで来ています。 きっと気持ちイイに違いありません。

 大師公園を半周して東門前駅方向へ。 いつもですと大師線の線路沿いに自宅を目指すのですが、今日は土手ね。 島忠の横からドデカいマンションの間を抜けると、直ぐに土手道に入ります。 やっぱり最高、想像に違わず見事な開放感ですな。  土手なので砂利道を想像していたのですが、舗装が整っていて、非常に歩きやすいです。 街なかの歩道は案外凸凹していて、つい車道の方を歩きがちですが、 ここはお散歩ウォーカーにとってパラダイスですね。

 東京都大田区を対岸に望んで、川の上流方向へ向かいます。 少し進めば大師駅近辺に出られるだろう、と想像しながら歩を進めました。 ところが、行けども行けども左側へ降りる道がありません。 これはどういうことか?  と思ったら、左側って「味の素の工場」なんですね。 どこかで敷地が切れているだろうと先へ進みますが、一向に切れる気配はありません。

 ついに辿り着いたのは、、、川崎河港水門。 なんと東門前から港町まで3駅間を歩く事に。。。 しかも、土手は途中にトイレが一カ所もありません。 鈴木町のイトーヨーカドーに駆け込みましたが、危うくチビるところでした。(笑)
それにしても味の素の工場、デカいなぁ。





第82話 雪は降る~貴方は来ない?

2024/02/05 累積走行 85,528km

 出ました、今シーズン初めての大雪予報です。
 暖冬傾向により、「とても温かいですね」、が挨拶になっていた今日この頃でしたが、 来るべきモノが来ましたね。 何時頃から、どれぐらい降るのでしょうか、気になるところです。

 というのも、外せない予定が入っているのです。

先月30日の夜ですが、東戸塚の環状二号線で信号停車中に追突されまして、 その事情聴取が戸塚警察署であるのです。 こちらは被害者なので、特段緊張感はないのですが、やっぱり警察へ行くのは嫌なモノですね。 何でしょうかね、あの空気感は。(笑)
 ましてや、このお天気ですわ。 まあ、あれこれ言っても仕方が無いので、午後イチに呼ばれていますから、早めに11:30の大師駅に駆け込みました。

事故検分、クルマで行かなくて良いのか?

 と、思うでしょ?  今日は雪の予報なので、警察に聞いてみたら、車両の傷が判る写真があれば別に車を持ってこなくても大丈夫、 と確認を取ったって訳です。  12:30に戸塚駅到着。バスを待ちました。 すでに雪は降り始めていました。駅前の路面はシャーベット状になっています。 警察の用事は15分程度で呆気なく終わりました。 警察署を出てみると、

もう真っ白!!

 戸塚は田舎なんですよ、寒いし積もるのメチャ早いし。 目の前の国道は大渋滞で、上り線は特に全く動きません。 屋根の無いバス停で待ちながら渋滞を眺めていましたが、呆れるほどに動きません。 10分ほど待ちましたが、寒いし、これでは当分バスは来ないと見切りを付け、戸塚駅まで歩くことに。
 下り坂を歩くこと15分くらい、身体は充分に温まり、バスより速く戸塚駅へ到着。 周囲の景色は完全な銀世界で、今後どれほど降るのだろうか、と。 今日の仕事はお休みと決めているので、まあまあ気楽ですが、明日以降どうなるかね。 首都高の予防通行止めも始まりました。

6日も、お休みかなあ。。。





第83話 宇都宮LRTと東武日光詣

2024/02/11 累積走行 86,047km

 宿題を一個片付けました。

 昨年8月に開業した、鉄道界で話題のLRT(Light Railway Transit)に乗りに行ってきました。 場所は北関東は栃木県、宇都宮市です。 宇都宮駅東口から、ずい~っと東へ向かい、真岡市の北隣にある芳賀町の工業団地まで、14.6kmを結ぶ電車です。 LRTは、直訳すれば「軽便鉄道」なんでしょうが、かつて日本にも多く存在した軽便鉄道とはだいぶ趣が異なります。 とても高性能かつデザイン性に優れた進化形路面電車を使用しており、今はそれらをLRTと称するようです。
 宇都宮のLRT構想は、なんと昭和60年代まで遡れるようです。 実現まで36~37年も掛かったわけで、政治的にも紆余曲折あったようです。 宇都宮と真岡の間には、大企業が進出している工業団地が点在しますが、東西を直接結ぶ鉄道がありません。 当然移動需要も多いのですが、クルマが主たる移動手段です。 この東西方向の移動には、必ず鬼怒川という大河川を渡らねばならず、橋も限られることから道路は大渋滞を引き起こしていたのです。 宇都宮周辺の交通流を整え、地域発展のモデルを示したい。 そこで白羽の矢が立ったのが、建設費も比較的安価でありながら輸送力を確保出来るLRTでした。 「宇都宮ライトレール株式会社」という第三セクターが設立され、運営に当たっています。

 新しい「電車」が走り出すと、乗らずには居られない性分です。
 三連休の中日、いざ!宇都宮だ。

 停留場に現れた3両編成の電車は、今時流行の曲面ガラスを多用した流線型。 スズメバチを連想させるカラーリングですが、これは多分「警戒色」なのでしょう。 今どき関東では珍しい路面電車ですから、クルマのドライバー達から視認され易くしないとね。
 この電車に乗るにはSuica決済がスムーズです。乗り降りの際にタッチ、どの乗降口からでも乗降出来ます。 現金のお客さんは整理券を取り、下車時には運転士の座る最前部にある精算箱まで行って、料金を支払わねばなりません。 車内が混雑していると、この移動は相当困難ですね。 しかし、この現金客が一定程度あり、下車に手間取ることで発車が遅れます。 Suica乗車に統一出来るなら、した方が良いですねえ。

 それと、軌道をはじめ橋梁などの構造物がやたらと立派なのが目立ちます。 公費も入っている純然たる私鉄経営ではないので、ケチった感が全くありません。 何も貧相にしろとは言いませんが、立派さのスケール感が際立つというか、凄いなあ。。。と。(笑)
今後は宇都宮駅の西側にも路線を延ばして行くようで、そうなれば宇都宮中心街の交通の様子もだいぶ変化していくのかなあと。

 2時間ほどで往復全区間を堪能出来ましたので、昼飯をいただいてから、東武宇都宮駅へ。

 近代的な路面電車も良いけれど、昭和初期の香り漂う東武電車にもご挨拶して行かねばね。 というわけで、東武宇都宮~新栃木~東武日光と巡りました。 東武日光駅前では、昔の日光軌道線車両も拝見し、JR日光線で宇都宮へ。 外国人観光客がわんさかご利用でしたね。
 小金井からは小田原行きのグリーン車800円の安客になりました。 栃木県から乗り換え無しで川崎駅まで来られ、ゆったり座って800円という特別料金。 3月16日から同区間で1,550円に値上げになるそうですから、余計にお得感のある帰路でした。





第84話 かなまら様と親方七味

2024/04/06 累積走行 91,765km

 大師公園にも春がやって来ました。
 今日はとても暖かくて、今日は上着が要りません。
つい一週間ほど前に桜が開花してからは、小雨や曇り空が続いていて、抜けるような青空を拝んでいません。 これが “花曇り” って奴でしょうか。 桜が背景の空に被ってしまい、なかなか写真を撮る気にもならないのですが、 そうこうするうち散ってしまったら虚しいので一枚だけね。 今日は土曜日。花見酒の宴もお盛んですね。

 いつものように大師公園を半周。 参道へ出てみると、いつになく人通りが多く、外国人の姿がとても多いです。 そこで大師の住人は気が付くわけです。

  そうだ、今日は「かなまら」さんだ!!

 いつ頃から始まった祭りなのかは知りませんが、 今や世界中に知れ渡った感のある “奇祭かなまら祭り” です。 大師駅前にある若宮八幡様のお祭りで、毎年この時期に行われます。 川崎宿の飯盛り女達が、性病治癒の願掛けに深夜お宮へ詣でるのを神職が見ていて、
「昼間に皆で堂々と祭りをやりましょう」
てな具合で始まった、だったかな?うろ覚え。


 今回は、コロナ禍を経て4年ぶりの開催ということで、凄い盛り上がりを見せています。 なんとも申し上げようもない奇祭中の奇祭でして、 SNSの時代、写真や動画がネットで世界へ拡散されております。 中でも見せ場は神輿渡御でして、ピンクに彩られ、 天を突くように勃起したドデカい逸物、  “エリザベス神輿”  を担いで大師参道を練り歩くのです。 その “ピンクの棒” をあしらった冠り物を頭に飾り、“子宝飴” をペロペロ舐める外国人女性が其処此処に。 まあ開けっぴろげ、もう全開って感じ。外国人って、こういうの興味があるのでしょうかねえ、 もうワンサカ世界中から集まって来ているんですわ。

 この土日の人出を当て込んで、屋台の商売も盛んなようで。 大山門の横にはネットで有名な “七色香本舗” さん、七味唐辛子のお店が出ていました。 七味を調合するボールを匙でカンカンカンカンと叩く音が、遠くからでも聞こえてきます。

“先ずは讃岐の名産物、八ツ房の生一本、辛さのNo.1から”
“こちら紀州からは有田、おミカンの皮を粉末にした物、陳皮薬用からは香一番となっております。”
“磯の香りを味わいましょう、江戸大森は松葉園から松葉海苔。”
“金ごま銀ごま、白ごま黒ごまと数ある四つのうちから、武州川越の名産は白ごまのすりごま。”

滔々と口上を述べる啖呵売は、今どき珍しくなってしまいましたね。 この親方を見かけると、私、ついついお手製七味を買いたくなってしまうんですよね。 今日は「柚子七味大辛」を買いました。1,500円也。

“朝晩のお味噌汁にお漬物、おうどんにお蕎麦、何にかけても美味しく召し上がれます。”
“さあ、徳川300有余年の伝統、七色唐辛子。風味からは滋養薬用となっております。”

耳に残りやすいというか、もう覚えちゃったよ。(笑)

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